キャンプで寝るとき、マットだけでは背中が痛くて熟睡できないという経験はないでしょうか。地面の凸凹が気になって、翌朝は体がバキバキ…。せっかくのキャンプなのに寝不足で楽しめないのはもったいない話です。
そんな悩みを解決してくれるのがコット(簡易ベッド)です。地面の凸凹を完全に排除して、ベッドのような寝心地が手に入ります。特に腰痛持ちの方には、コットが救世主になるでしょう。
この記事では、ハイコットとローコットの違いやおすすめモデル、設営のコツ、マットとの併用のポイント、よくある質問まで詳しく解説します。キャンプでの睡眠の質を上げたい方はぜひ参考にしてください。

ハイコット vs ローコット
コットは高さによって2タイプに分かれます。それぞれの特徴を比較してみましょう。どちらを選ぶかで使い勝手が大きく変わるため、自分のキャンプスタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。
| 項目 | ハイコット | ローコット |
|---|---|---|
| 高さ | 35〜40cm | 15〜20cm |
| ベンチ利用 | ○(座面として使える) | × |
| 安定性 | ○ | ◎(重心が低い) |
| テント内での圧迫感 | やや圧迫感あり | 少ない |
| 荷物収納(下のスペース) | ◎(荷物を置ける) | △ |
| 設営の楽さ | △(脚の取り付けに力が必要) | ○ |
ハイコットのメリットは、ベンチとしても使える汎用性の高さです。日中はベンチとして座り、夜はベッドとして寝る。1台2役で使えるため、チェアを1脚減らせる可能性もあります。また、コットの下に荷物を収納できるため、テント内のスペースを有効活用できます。
ローコットは重心が低く安定感があり、テント内での圧迫感が少ないのが強みです。ソロテントのような天井が低いテントとの相性が良く、コンパクトさを重視する方に向いています。

おすすめモデル
ヘリノックス コットワン コンバーチブル
軽量でロー・ハイの切り替えが可能な高品質モデルです。重量は約2.2kgと軽量ながら、耐荷重は145kgと頑丈。品質は最高クラスですが、価格も4万円前後と高めになっています。軽さと品質にこだわる方には最適な一台です。
WAQ 2WAYフォールディングコット
ハイ・ロー切り替え可能で1万円前後と、コスパに優れたモデルです。耐荷重150kgで安定感もあり、口コミでの評価も高い製品です。WAQ公式サイトで詳細を確認できます。最初の1台として検討する価値があります。
DOD バッグインベッド
コンパクトに収納できるローコットです。収納サイズが小さくバッグに入るサイズ感が人気で、荷物を少なくしたい方におすすめです。DOD公式サイトでチェックしてみてください。ツーリングキャンプとの相性も抜群です。
Naturehike 軽量コット
2kg以下の超軽量モデルが多数ラインナップされています。価格も5,000〜8,000円と手頃で、コスパ重視の方に選ばれています。Naturehike公式サイトで最新モデルを確認してみてください。
- 品質重視 → ヘリノックス コットワン
- コスパ重視 → WAQ 2WAYフォールディングコット
- コンパクト重視 → DOD バッグインベッド
- 軽量&低価格 → Naturehike 軽量コット
コットの上にマットは必要?
結論から言うと、冬キャンプではマットが必要です。コットは地面から離れているため夏場は快適ですが、冬場はコットの下から冷気が入り込みます。
コットの生地1枚だけでは断熱性が不十分で、体温が奪われて寒さを感じやすくなります。薄手のマット(厚さ2〜3cm程度)をコットの上に敷くだけで断熱性がアップし、暖かく過ごせます。
| 季節 | マットの必要性 | おすすめの対策 |
|---|---|---|
| 春・秋 | △(あると快適) | 薄手のエアマット |
| 夏 | ×(不要) | コットだけでOK |
| 冬 | ◎(必須) | インフレーターマット+シュラフの保温力アップ |
コットの設営のコツ
快適に使うためのポイントをいくつか紹介します。初めてコットを使う方は参考にしてみてください。
- テントの中が狭い場合は先にコットを入れてから設営する
- 脚のゴムキャップでテントの底を傷つけないよう注意
- 耐荷重を確認する(体重+寝返りの衝撃を考慮)
- 生地のテンション(張り具合)が寝心地を左右する
- コットの向きはテントの入口と平行にすると出入りしやすい
ハイコットの脚の取り付けには結構な力が必要な場合があります。初めて設営するときは、キャンプ前に自宅で一度練習しておくと安心です。

よくある質問(Q&A)
Q. コットは重くて持ち運びが大変ではないですか?
A. 記事執筆時点で2kg前後の軽量モデルが多く登場しています。ヘリノックスのコットワンは約2.2kg、DODのバッグインベッドは約2.4kgと、十分に持ち運びしやすい重量です。
Q. コットで横向きに寝ても大丈夫ですか?
A. 幅が65cm以上あるモデルであれば横向きでも寝返りが打てます。ワイドタイプ(幅70〜77cm)を選ぶとさらに快適です。ただし、コットの端ギリギリで寝返りを打つとバランスを崩す可能性があるため注意してください。
Q. 子どもにもコットは使えますか?
A. 使えます。ハイコットの場合は落下の危険性があるため、ローコットのほうが安心です。耐荷重の範囲内であれば問題ありません。
Q. コットとハンモック、どちらがおすすめですか?
A. 設営の手軽さと安定感ではコットに軍配が上がります。ハンモックは木に吊るす必要があるため、場所を選びます。背中のカーブが気になる方はコットのほうが快適に感じやすいです。
Q. コットの寿命はどのくらいですか?
A. 使い方にもよりますが、一般的に5〜10年は使えます。生地のたるみが気になり始めたら交換時期です。メーカーによっては生地のみ交換パーツとして販売しているところもあります。
まとめ
- コットで地面の凸凹から解放され、快適な睡眠が手に入る
- ハイ・ロー切り替え可能なモデルが便利で後悔しにくい
- WAQの2WAYコットがコスパに優れている
- 冬はコットの上にマットを敷いて断熱対策
- 設営は自宅で一度練習しておくと安心
コットを導入するだけで、キャンプの睡眠品質が劇的に向上します。しっかり眠れると翌日のアクティビティも存分に楽しめるので、ぜひ次のキャンプで試してみてください。


