キャンプに行くたびに「荷物が車に入りきらない…」と頭を抱えていませんか?テントにタープ、クーラーボックスに調理器具、寝袋にマットと、キャンプの荷物はどうしても多くなりがちです。特にファミリーキャンプともなれば、子どもの着替えやおもちゃも加わり、車のラゲッジスペースはあっという間にパンパンになってしまいます。
しかし、積載のコツさえ知っていれば、同じ車でも驚くほど多くの荷物を効率よく積み込むことができます。この記事では、キャンプ歴の長いベテランキャンパーたちが実践している車の積載テクニックと収納術を徹底的に解説します。

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キャンプの車積載が上手くいかない3つの原因
まず、積載に苦戦する原因を理解しておきましょう。多くのキャンパーが陥りがちなポイントは以下の3つです。
1. 荷物の形がバラバラで隙間だらけになる
キャンプ道具はさまざまな形状をしています。丸いクッカー、細長いポール、四角いボックス、不定形のテントなど、形が統一されていないため、積み重ねたときにどうしても隙間が生まれます。この隙間の積み重ねが、ラゲッジスペースのロスにつながっているのです。
2. 積む順番を考えていない
とりあえず目についたものから詰め込んでいくと、大きなものの上に小さなものが乗り、不安定な状態になります。また、現地で最初に使うものが奥の方に埋もれてしまい、到着後に荷物を全部出すはめになることもあります。
3. そもそも荷物が多すぎる
「念のため持っていこう」という気持ちが積み重なると、使わないギアまでどんどん増えていきます。積載の前に、本当に必要なものを見極めることが大切です。
基本中の基本!車積載の鉄板ルール5選
ここからは、実際に車へ荷物を積み込む際に意識すべき鉄板ルールを紹介します。
ルール1:重いものは下、軽いものは上
これは積載の大原則です。クーラーボックスや水タンクなどの重量物を一番下に配置し、その上にテント、さらにその上に寝袋やマットなど軽いものを載せます。重心を低くすることで走行中の安定性が増し、安全面でも非常に重要です。
ルール2:四角いものを土台にする
コンテナボックスやハードクーラーなど、四角い形状のギアをラゲッジの底面に並べると、その上に荷物を積みやすくなります。隙間なくピッタリ並べることで、いわば「棚板」のような役割を果たしてくれます。
ルール3:隙間には柔らかいものを詰める
ブランケット、着替えの衣類、タオルなどの柔らかいアイテムは、荷物の隙間に詰め込むことでクッション材の役割も兼ねます。これだけで積載効率がぐっと上がります。
ルール4:使う順番の逆に積む
到着後に最初に使うものほど手前(取り出しやすい位置)に積むのが基本です。たとえば、タープやテーブルは設営時に最初に使うので、手前や上部に配置しましょう。寝袋やマットは夜まで使わないので奥で構いません。
ルール5:走行中にずれない工夫をする
カーブや急ブレーキで荷物が崩れると危険です。荷締めベルトやカーゴネットを活用して、荷物をしっかり固定しましょう。100円ショップの滑り止めシートも効果的です。

収納グッズを活用して積載効率を劇的アップ
積載の効率を上げるためには、適切な収納グッズの導入も効果的です。ここでは特に効果の高いアイテムを紹介します。
ハードコンテナボックス
無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」やトランクカーゴなど、スタッキング(積み重ね)できるハードコンテナは積載の強い味方です。サイズを統一して揃えると、テトリスのようにピッタリと積み込めます。中に細々したギアをまとめて入れれば、荷物の数自体も減らせます。
ソフトコンテナ・マルチバッグ
テントやタープなど、純正の収納袋だと微妙に大きくて隙間ができることがあります。コンプレッションバッグやマルチバッグに入れ替えると、余分な空気を抜いてコンパクトにまとまり、形も整えやすくなります。
ルーフキャリア・ルーフボックス
車内だけでは限界がある場合は、ルーフキャリアやルーフボックスの導入を検討しましょう。寝袋やマットなど、軽くてかさばるものを屋根に載せることで、車内スペースに余裕が生まれます。ただし、高速道路の制限速度や車高制限には十分注意してください。
ルーフボックスの選び方については、カーメイトINNO公式サイトに詳しい情報があります。
カーゴネット・ラゲッジネット
荷物の上からネットをかぶせて固定するアイテムです。細かい荷物が転がるのを防ぎ、急ブレーキ時の荷崩れも防止できます。
車種別・積載のポイント
車種によって荷室の形状はさまざまです。ここでは代表的な車種タイプ別に、積載のポイントをまとめます。
SUV・ミニバン
荷室が広く、高さもあるため比較的積載しやすい車種です。後部座席を倒してフラットにすれば、さらに広大なスペースが確保できます。ただし、高さがある分、積みすぎると運転席からの後方視界が悪くなるので注意しましょう。
コンパクトカー・軽自動車
限られたスペースを最大限活用する工夫が必要です。コンテナの統一、ギアのコンパクト化、そして不要なものの徹底的な見直しが鍵になります。ルーフキャリアの併用も有効です。
セダン
トランク部分しか荷室がないため、最も積載に苦労する車種です。トランク内の仕切りを活用したり、後部座席のトランクスルーを利用して長いものを積む工夫が必要です。

ベテランキャンパーが実践している積載の裏ワザ
基本テクニックに加えて、経験豊富なキャンパーたちが実践している裏ワザも紹介します。
ギアリストを作成して毎回見直す
スマートフォンのメモアプリなどでキャンプギアのチェックリストを作成し、毎回出発前に見直す習慣をつけましょう。「前回持っていったけど使わなかったもの」をリストから削除していくことで、回を重ねるごとに荷物が最適化されていきます。
積載のシミュレーションを事前に行う
出発の前日に一度すべての荷物をガレージや玄関先に並べ、積み込みの順番をシミュレーションしておくと当日スムーズです。写真を撮っておけば、次回以降の参考にもなります。
「二軍ギア」は別のバッグにまとめる
あると便利だけどなくても困らないギアは、別のバッグにまとめておきます。車に余裕があれば載せ、スペースが足りなければ置いていくという判断がしやすくなります。
ゴミ袋を多めに用意して帰りに備える
帰りの積載も意外と重要です。行きにはなかった「ゴミ」が増えるため、あらかじめゴミ袋を多めに持参し、帰りの積載も計画に含めておきましょう。
積載術についてさらに詳しく知りたい方は、CAMP HACKでもさまざまなテクニックが紹介されています。
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積載前にやるべき!荷物のコンパクト化テクニック
そもそもギア自体をコンパクトにまとめることができれば、積載の悩みは大幅に減ります。
テント・タープは圧縮収納
純正の収納袋は余裕を持たせた大きさになっていることが多いです。コンプレッションサック(圧縮袋)に入れ替えるだけで、体積を30〜50%カットできます。
調理器具はスタッキングを意識
クッカーやシェラカップなど、入れ子にできるアイテムを選ぶと省スペースに。カトラリーや小物もクッカーの中に入れてしまえば、まとめて運べます。
焚き火台は折りたたみタイプを選ぶ
焚き火台はキャンプギアの中でもかさばるアイテムのひとつです。ピコグリルのような薄型折りたたみタイプなら、A4サイズ程度に収まります。
収納グッズのサイズは事前に車のラゲッジスペースを採寸して選びましょう。ぴったりフィットするサイズを選ぶことで、デッドスペースを最小限に抑えられます。
積載時のNG行動と注意点
効率的に積載するだけでなく、安全面で気をつけるべきポイントもあります。
- 後方視界を確保する(バックミラーから後ろが見えるように積む)
- ガス缶やバーナーは直射日光が当たらない場所に置く
- 刃物類はケースに入れて固定する
- 車の最大積載量を超えない
特にガス缶は高温になると爆発の危険性があります。夏場はクーラーボックスの近くなど、温度が上がりにくい場所に保管してください。日本オートキャンプ協会(公式サイト)でも安全に関する情報が発信されています。

よくある質問(Q&A)
Q1. 車への積み込みにどれくらい時間をかけるべきですか?
初めのうちは30分〜1時間ほど見ておくと安心です。慣れてくれば15〜20分程度で積み込めるようになります。前日にシミュレーションしておくと当日の時間短縮に効果的です。
Q2. コンテナボックスのサイズはどれがおすすめですか?
50L前後のサイズが汎用性が高く人気です。ただし、車のラゲッジ幅に合わせて選ぶのが最も重要なので、必ず事前に荷室の寸法を測ってから購入してください。
Q3. ルーフボックスは普段使わないときはどうすればいいですか?
基本的にはキャンプのときだけ取り付け、普段は外しておくのが理想です。つけっぱなしだと燃費が悪化し、立体駐車場に入れなくなることもあります。脱着が簡単なモデルを選ぶのがポイントです。
Q4. 軽自動車でファミリーキャンプの荷物は積めますか?
工夫次第で十分可能です。ルーフキャリアの活用、ギアのコンパクト化、不要なものの徹底見直しを行いましょう。2人分の荷物までならルーフキャリアなしでも対応できるケースが多いです。
Q5. 積載したあと、走行中に気をつけることはありますか?
急ブレーキや急カーブで荷崩れが起きないか、出発してすぐにコンビニ等で一度停車して確認するのがおすすめです。高速道路に乗る前のチェックは特に重要です。また、荷物を高く積みすぎた場合は横風の影響を受けやすくなるため、スピードは控えめにしましょう。
まとめ
キャンプの車積載は、基本ルールを押さえて適切な収納グッズを活用すれば、誰でも効率よくできるようになります。重いものは下・軽いものは上、四角いもので土台を作る、隙間に柔らかいものを詰める、使う順番の逆に積む、そして荷崩れ防止の固定をする。この5つの鉄板ルールを実践するだけで、積載の悩みは大幅に解消されるはずです。
回を重ねるごとに自分なりの「ベスト積載パターン」が見つかっていきますので、ぜひ楽しみながら工夫してみてください。

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